羽子板編・後半戦






第二回戦。

ルフィ・組 VS ウソップ・サンジ組

サ「重さが変わるってのは厄介だな…どうにかできねェもんか」

試合開始。

サンジのサービス。

サ「うっ…重っ…!!」

カコンッ!

ル「!そっち来たぞっ」

ヒ「了解っ!」

カコンッ!

ウ「なんのっ!」

カコンッ!

ル「うおっ、軽くなったっっ!!」

カコンッ!

ラインアウト。

ル「あーあ、やっちまった。わりィ」

ヒ「まだ一点目だし、大丈夫、大丈夫」

その後、1対1、2対3、4対3、4対4となって、とうとう両者ともマッチポイントに。

ウ「ホントにワケわかんねェな、この羽根…!」

サ「泣いても笑っても、次が最後だぜ」

ル「よっしゃ、やるかァ!!」

カコンッ!

カコンッ!

カコンッ!

ル「!そっちだっ」

ヒ「うんっ、…って、うわっっ!」

羽根に走っていこうとすると、今度はいきなり体が重くなった。

急な負荷に脚が追い付けず、膝から崩れ落ちる。

サ「危ねェっっ!!」

サンジが持ち前の反射神経でを倒れる前に抱きとめると、その弾みに。

カコンッ…

ウ「…は?」

結果は…

ラインの中。

ル「よっしゃーっっ!!やったぞ、勝ったァ〜っ!!」

ヒ「へっ、ホント??」

ウ「あーあ、最後の最後にこの負け方とは、皮肉だな〜」

サ「ま、しょうがねェか。レディを救わんわけにもいかねェ」


そんなわけで、結果発表。

一位、逆転の末、ルフィ80ポイント。

二位、最後に抜かれ、ゾロ70ポイント。

三位、今一歩届かず、60ポイント。

ナ「あーあ、勝てなかったわね?

ヒ「ご、ごめんなさい;;」

ナ「高くつくわよ?」

ヒ「えー;;」

ウ「豪華商品ってのは、何だろうな??」

チ「本だといいな…」

ル「本だったらおめェにやるな、チョッパー」

チ「え!いいのか!!?」

ル「ああ!」

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